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【セミナー参加報告】「排出量取引」と「カーボンクレジット」が企業の未来を左右する時代へ

2025年7月7日(月)、カーボンゼログローバル株式会社は、
日本計画研究所(JPI)主催のセミナー
「いま求められるカーボンプライシングへの対応 ~排出量取引制度の本格導入とカーボンクレジットの活用術~」
に参加いたしました。

🔗 セミナー詳細はこちら
https://www.jpi.co.jp/seminar/17422


✅ GX推進法改正で「排出量取引制度」が義務化へ

本セミナーでは、2024年2月に閣議決定されたGX推進法の改正を中心に、
企業に求められる実務対応や制度への準備について、実践的な視点から解説が行われました。

注目すべきポイントは以下のとおりです:

  • 2026年度から:年間10万トン以上のCO₂を排出する企業は、排出量取引制度への参加が義務化
  • 2028年度から:化石燃料に対する新たな炭素課金制度が導入予定

これにより、日本でも本格的に「炭素に価格がつく」=カーボンプライシングの時代が始まります。


✅ 経営戦略としての「カーボンクレジット」活用

制度対応に加えて、企業が注目すべきもう一つの鍵が「カーボンクレジットの戦略的活用」です。

単なるコスト対応ではなく、以下のような企業価値向上の手段としての可能性が語られました:

  • ESG経営や脱炭素方針の可視化
  • 環境投資による新たな収益モデルの構築
  • グローバル市場での取引先からの信頼性向上

カーボンクレジットは、リスク回避の道具であると同時に、将来を切り拓く“攻めの資産”となることが期待されています。


✅ 多業種の先進企業と意見交換を実施

当日は、大手法律事務所、メガバンク、総合化学メーカー、エネルギー関連企業など、
多様な業界のリーダー企業が参加し、カーボンクレジットや排出量取引に関する最新の知見を共有。
当社も名刺交換や意見交換を通じて、業界横断的なネットワークの構築を行いました。

このような交流からも、脱炭素がすべての業界に関わる“経営課題”であることを改めて実感しました。


✅ カーボンクレジットの活用は「今」からがカギ

「炭素にコストがかかる」時代が迫るなか、企業にとって重要なのは、
制度が始まってから対応するのではなく、“今から”動き出すことです。

この変化をリスクとしてとらえるのか、ビジネスチャンスとして活用するのか。
その選択が、企業の未来に大きな差を生み出します。


カーボンゼログローバル株式会社では、
今後も最新の制度動向を注視しながら、企業の皆様が安心してカーボンクレジットを導入・活用できるサポートを提供してまいります。

「まだ関係ない」と感じている企業様も、
「何から始めればいいのかわからない」とお悩みの方も、
どうぞお気軽にご相談ください。

📩 お問い合わせはこちら ▶ https://carbonzero-global.com/contact/

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