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本日9/3(水)オンラインセミナーで学んだ重要ポイント

本日9/3(水)11:00-11:45 @ ZOOM に弊社も参加し、カーボンクレジットの現場に精通した専門家の金融庁元担当官・現弁護士が、企業担当者が理解しておくべき重要なポイントをわかりやすく解説しました。
今回はその学びを共有いたします。

«企業担当者が押さえておくべきカーボンクレジットの論点»
― 東京新聞アドバンス(2024年配信)


現場での配慮が必要なポイント

  • 地域住民との合意形成:自由意思に基づいた事前同意や、地域への適切な還元
  • プロジェクトの質の確保:本当に環境改善につながっているか(追加性)、効果が長期的に続くか(永続性)、基準の妥当性
  • 利用段階での説明:環境効果を誤解させない、正確で誠実な情報提供

日本での整理状況

  • J-クレジットやGX排出枠は「権利」として扱われ、記録に基づいて移転可能
  • 海外では取り組みが先行し、特に欧州や北米で制度整備が進展

最新の検討会報告(2024年6月)

  • 目的は「透明性」と「健全な仕組みづくり」の確立
  • 売り手には、用途・品質・リスクの丁寧な説明が求められる方向性
  • 将来的には、市場全体の標準化・共通ルール作りが進む見込み

実務への示唆

  • 契約時には、権利や条件を明確に記載することが不可欠
  • 説明時には、用途・品質・有効期間・リスクをわかりやすく提示することが重要
  • 環境効果を誇張しない「正確な伝達」が、信頼を守る最大の要点

カーボンクレジットは、環境貢献を支える社会的な仕組みです。
誠実な情報提供と透明性を徹底することが、未来の世代に森を残し、企業と社会の信頼を築く第一歩となります。

Carbon Zero Global は、ベトナム森林プロジェクトを通じて、環境保全と持続可能な社会の実現に力を注いでまいります。

👉 詳しく知りたい方は、ぜひ当社の 無料カーボンクレジット相談セミナー にご参加ください。現場の実例を交えながら、わかりやすくご説明いたします。

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