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今年(2025年)は残り29日です。私たちは何を未来へ残せるだろうか

最近、私たちは日々の忙しさの中で「時間の流れ」が一段と早く感じられるようになりました。気がつけば今年も残り29日。皆さんは、この一年をどのように振り返られているでしょうか。
社会は大きく揺れ動き、テクノロジー、環境、経済、人の価値観まで、あらゆる領域で変化が加速しています。その変化の渦中で、私たちはどこへ向かっているのか、そして何を未来へ残していけるのか――改めて考えるべき時期に来ていると私は感じています。

■ いま、このテーマが重要である理由

社会全体を見ると、利便性は増した一方で、気候変動の深刻化、人口構造の変化、不確実性が高まる経済環境など、多くの課題が表面化しています。特に環境問題に関しては、「誰かがいつか解決するもの」ではなく、「私たち一人ひとりが関わるべき課題」へと変わってきました。

企業においても同じです。これまでの成長モデルは転換期を迎え、短期的な利益だけを追う時代ではなくなりました。社会的価値、持続可能性、誠実な事業運営。こうした要素が問われる時代に私たちは生きています。

だからこそ、残り29日という区切りを迎える今、“今年をどう終えるか” は、単なる時間管理を超えた意味を持つのだと思います。

■ 私が抱く信念と未来へのビジョン

私自身、これまで多くの経験を通して一つの確信に至りました。
「未来は、責任ある選択を積み重ねた人や企業にこそ開かれる」 ということです。

カーボンクレジット事業に携わる中で、私は森に足を運び、土に触れ、そこで働く人々と話す機会が増えました。机上の理論や数字だけでは分からない、「未来を作る現場」の空気を肌で感じるようになりました。
その度に思います。
変化は遠い世界からやってくるのではなく、私たち自身の小さな行動から生まれるのだと。

未来の社会は、きっと今よりも複雑で、今よりも選択が難しい時代になるでしょう。しかし、目の前にある課題から逃げず、一つ一つの選択に誠実でありたい。その積み重ねこそ、次の世代に胸を張って渡せる未来につながると、私は強く信じています。

■ これからの29日でできること、そして共に考えたいこと

残り29日をどう使うか。
もちろん、大きなことをする必要はありません。しかし、「今年の締めくくり」と「来年をどう迎えるか」を意識して行動することには、計り知れない価値があります。

  • 未完了のタスクを一つ片付ける
  • 大切な人へ感謝を伝える
  • 未来のために一つ学びを増やす
  • 心の中の“棚卸し”をして、来年の軸を決める
  • 社会のために一歩、小さな行動を試してみる(寄付、勉強、環境への配慮など)

私は、Carbon Zero Global の事業を通じて、今年の残り29日も「未来に価値を残す行動」を積み重ねていきたいと考えています。
そして、これは私一人ではなく、皆さんと共に歩んでいく挑戦です。

どうか、あなた自身の「未来への選択」を、今年のこのタイミングで一緒に考えてみませんか。
じっくり自分と向き合い、小さくても確実な一歩を踏み出す。
その積み重ねが、明日の社会を作っていくのだと信じています。

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