JAPAN INTERNATIONAL TRADING BUSINESS CONSULTING AND INVESTMENT CORPORATION、ベトナムにおけるカーボンクレジット創出を支援
アライアンスパートナー契約を締結し、脱炭素社会の実現へ前進
2025年6月、カーボンゼログローバル株式会社(以下、当社)は、ベトナムに拠点を構える日系企業「JAPAN INTERNATIONAL TRADING BUSINESS CONSULTING AND INVESTMENT CORPORATION(以下、JITBCIC)」とアライアンスパートナー契約を締結したことを発表いたしました。
この連携により、当社が取り組む「ベトナムにおける森林由来のカーボンクレジット創出プロジェクト」において、JITBCICが技術および運用面での重要な支援を担うこととなります。
脱炭素への動き、ベトナムで加速
世界的に脱炭素社会の実現が急務とされる中、アジア各国も国別削減目標(NDC)に基づく取り組みを本格化させています。特に、森林を活用したカーボンクレジットは、温室効果ガスの削減と地域経済の活性化を両立できる手段として注目を集めています。
ベトナム政府もその動きを背景に、2025年よりカーボンクレジット取引制度の試験運用を開始し、2028年からの本格導入を予定しています。当社はこの流れに先駆け、森林再生・保全と連携したJCM(クレジットメカニズム)対応型プロジェクトの開発を進めており、今回のアライアンスはこの取り組みの中核を担うものとなります。
信頼と実行力を持つ現地パートナーとの連携
当社代表は本アライアンスについて、次のように述べています。
「今回の連携は、地球環境への貢献と投資価値の両立を目指す“カーボン資産”の創出において、大きな意味を持ちます。JITBCICの現地に根ざした信頼と実績を活かすことで、より確実かつ実効的なプロジェクト推進が可能になると確信しております。」
今後の展望
今後は、両社による森林由来のカーボンクレジット創出に向けた実証・MRV(測定・報告・検証)体制の構築を進めるとともに、地域雇用の創出や持続可能な林業モデルの確立にも取り組む予定です。さらに、将来的にはベトナム国内にとどまらず、ASEAN諸国への事業展開も視野に入れています。
企業間の協力がますます重要となる脱炭素時代において、本アライアンスはクレジット創出市場の先駆的な成功事例となることが期待されます。